部品加工X社 様
導入事例

加工速度3倍&省スペース化:自動ターニングセンタ「SPRINT」の導入効果!

導入企業プロフィール

企業基本情報

企業名:部品加工X社 
業種:精密機械部品加工 
事業内容:NC旋盤による部品加工 
主要製品:半導体製造装置部品

 

企業概要

自動盤を含むNC旋盤による部品加工を主力とする同社は、特に半導体業界からの受注を多く手がけています。近年は半導体分野での需要が好調で、加工依頼が増加の一途。高精度な加工技術と安定した品質管理体制を強みとする一方、工場スペースの制約により、事業拡大に向けた設備増強が課題となっていました。 

導入機械の概要

メーカー名:DMG森精機 
製品:自動ターニングセンタ 
型式:SPRINT 32|5 

SPRINT 32|5

課題の背景

生産能力向上と設置スペース確保の両立が急務に

従来は立形マシニングセンタで多連バイスを使用し、多数個取りによる加工を行っていましたが、一度に加工できる数量に限界があり、長時間の無人運転が実現できていませんでした。また、製品の多くで多面加工が必要となるため、段取り替えに多くの時間を要していました。人手不足が深刻化する中、これらの課題解決が不可欠となっていたのです。

選んだ理由

高速加工と省スペース性の両立が決め手に

■技術的優位性
4軸加工による高効率化と、所要床面積2.8m²未満という省スペース設計が、同社の課題解決に最適な選択でした。 

■生産性向上の可能性
既存の自動盤と比較して3倍の加工速度を実現。大幅な生産性向上への期待が高まりました。 

■省スペース化の実現
従来の自動盤3台分の生産能力を1台に集約できる点が、スペース制約の解消につながると確信しました。 

導入後の成果

加工速度3倍と省スペース化を同時実現

■高効率加工の実現 
4軸加工の採用により、既存の自動盤と比較して3倍の加工速度を実現。加工時間の大幅な短縮を達成しました。 

■省スペース化の成功 
所要床面積2.8m²未満のコンパクト設計により、従来の自動盤3台分の機能を1台に集約。
設置スペースを3分の1に削減し、工場内の作業効率も向上しています。工場スペースの有効活用が可能になりました。 

■品質の安定化 
特に課題であった小径バー材の加工精度が安定。従来は精度が不安定だった加工も、安定した品質を実現でき、不良率の改善を実現しています。 

今後への期待

さらなる効率化への期待

「限られたスペースでの生産性向上という課題に対して、最適なソリューションをご提案いただきました。加工速度の向上と省スペース化の両立は、当社の競争力強化に大きく貢献しています。」 

スペース効率と生産性の両立は、多くの製造業が直面する共通の課題です。
私たちは、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様それぞれの状況に合わせた最適なソリューションを提案させていただきます。 
機械の提供にとどまらず、生産性向上から自動化・省人化まで、総合的なサポートが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

関連記事

ものづくり現場の「困った」
解決のヒントをいますぐ知りたい

技術動向やイベント案内など
最新情報がメールで届く

logo_img
ページトップへ戻る