牧野フライス製作所 横形マシニングセンタ
J-Series(J5)

製品情報

基本情報

  メーカー名  : 牧野フライス製作所
  シリーズ名  :  J-Series(J5)
  製品カテゴリ  :  マシニングセンタ
  

量産部品加工のコストダウンを実現するフレキシブルトランスファーラインのコアマシン。
省スペース設計と高生産性を両立します。

概要

横形マシニングセンタJシリーズは、量産部品加工におけるコストダウンの実現を追求した、フレキシブルトランスファーライン(FTL)のコアマシンです。
主軸が移動するテーブル固定タイプを採用しており、ワークローダーやロボットなどのマテリアルハンドリングを容易にします。また、優れた俊敏性による加工時間の短縮、確かな品質を維持する切りくず処理、そして省スペース設計を実現。これらの特長により、生産現場の生産性を最大限に高めることができます。

特徴

  • 被削材や加工内容に合わせて最適な主軸を選択
    標準仕様では10,000回転(HSK-A100テーパ、最大トルク488 N・m)主軸が用意されており、主に鋳鉄加工アプリケーションに適しています。
    特別仕様としては、14,000回転(HSK-A63テーパ、最大トルク201 N・m)または15,000回転(HSK-A63テーパ、最大トルク120 N・m)主軸の選択が可能。
    これらの主軸オプションにより、多様な被削材や加工内容に合わせた最適な仕様を選定できるため、様々な生産ニーズに対応可能。

  • 高いの省スペース化を実現
    コンパクトなフロアスペースでありながら、大きな工作物の加工にも対応できる設計となっています。
    従来機(HSK-A100主軸)に対して設置スペースを38%削減し、機械サイズはクーラントタンクを含め1,800 mm × 4,420 mmを実現。
    この省スペース設計により、生産ラインへの組み込みやすさを高め、工場スペースの有効活用に貢献します。

  • 確かな品質を維持する切りくず処理
    様々な材質や切りくず形状に対応するため、耐久性に優れるテレスコピックタイプのカバーを採用しています。
    各種クーラントを使用し、大量に発生する切りくずをセンタートラフに流し込み、機外へ瞬時に排出する構造です。
    また、主軸と密着する工具ホルダテーパ部にはクーラントとクリーニングエアを使用。
    これにより切りくずの噛み込みを防止し、安定した加工精度と品質維持をサポート。

▸詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

仕様

区分

項目

単位

J5

基本情報

メーカー

牧野フライス製作所

テーブル

テーブルサイズ

mm

500 × 500,

[630×630 800×800 φ680]

最大積載重量

kg

600

 最大ワークサイズ

 mm

φ800 × 940 (条件付)

移動量

 X軸移動量

mm

800
[1,100  1,500]

 Y軸移動量

mm

650
[930]

 Z軸移動量

mm

650

主軸

主軸最高回転数

min⁻¹

10,000
[14,000  15,000]

主軸テーパ穴

HSK-A100

工具仕様

標準ATC工具本数

16

設置仕様

機械寸法(W×D×H)

mm

1,800 × 4,420 × 3,170 ※

機械質量

kg

13,000

※[ ]内は特別仕様
※クーラントタンク含む

 

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