牧野フライス製作所 5軸制御横形マシニングセンタ
T-Series(T2)

マキノのT2は、難削材加工に必要な多彩な先進技術を搭載しています。強大なトルクを生み出す高剛性チルト主軸が、優れた生産性と高精度な加工品質を同時に実現します。
チタン合金などの高能率加工で発生する強大な切削力に対応するため、案内面から機械本体の鋳物構造まで徹底した高剛性設計を採用しています。加工振動を能動的に
抑制するアクティブダンプニング技術と、工具切れ刃を確実に冷却する高圧大流量クーラント供給技術により、従来を超える生産性と長い工具寿命を両立させています。

• 高剛性チルト主軸による高い生産性と品質の実現

  強大なトルクを発生する主軸は、難削材の重切削においても安定した加工性能を発揮します。
  高剛性なチルト軸との組み合わせにより、複雑なワーク形状でも高精度かつ高効率な加工を実現。これにより生産性の大幅な向上に貢献しています。
  
  
• 高剛性機械構造とアクティブダンプニング技術
  チタン合金の高能率加工による大きな切削力に耐えるよう、本体の鋳物構造や案内面は高剛性に設計されています。
  さらに、アクティブダンプニング技術が加工中の振動を抑制し、安定した高精度加工と工具の長寿命化を両立。厳しい加工条件下でも優れた性能を発揮します。

  
  
• 高圧大流量クーラント供給技術
  切削点に直接、高圧かつ大流量のクーラントを供給することで、加工熱の抑制、切りくずの排出促進、工具刃先への切りくず溶着防止に効果を発揮します。
  これにより、工具寿命の安定化と加工面の品質維持を実現。長時間の連続加工においても安定した精度を保ちます。