オークマ 立形マシニングセンタ MB-Vシリーズ

MB-Vシリーズは、生産性・加工品位・操作性のすべてを高次元で実現するために開発されたグローバルスタンダードの立形マシニングセンタです。
信頼の知能化技術を搭載し、特にサーモフレンドリーコンセプトを適用することで、室温変化時や機械立ち上げ時、加工再開時においても高い寸法安定性を発揮。
これにより、わずらわしい寸法補正や暖機運転から解放され、長時間の連続運転や工場温度環境の変化にも強いのが特徴です。
高精度・高速・高剛性を兼ね備え、部品加工の品質向上と生産性向上に貢献します。

• 部品加工の品質アップを実現
  平面度3μm、真円度1.65μmといった高い加工精度を実現しています。
  独自のサーモフレンドリーコンセプトにより、機械周囲の温度変化や機械・加工から発生する熱の影響を受け入れつつ高い寸法安定性を維持します。
  これにより、室温が一定でない一般的な工場環境でも高精度加工が可能となり、わずらわしい寸法補正や暖機運転時間の短縮が図れます。

• 重切削も余裕でこなす強力主軸と高剛性構造
  3D-CADおよびFEM解析を駆使した本体構造や、門形マシニングセンタで培われた門形構造などにより、高剛性を実現しました。
  送り軸軸受のブラケット・本体一体構造も剛性向上に寄与しています。
  これらの高剛性構造と強力主軸の組み合わせにより優れた切削能力を発揮し、重切削も安定してこなします。

• 加工現場で効果を発揮する知能化技術
  温度変化を「受け入れる」考え方のサーモフレンドリーコンセプトは、特別な対策なしに高精度を達成する知能化技術です。
  サーボナビは、ワーク重量自動設定による加工時間短縮や、摺動抵抗変化への自動調整による加工精度・面品位維持、制振自動調整による異音・振動抑制など、サーボ制御を最適化します。加工ナビは最適な加工条件（主軸回転速度など）の探索・表示をサポート。
  アンチクラッシュシステムは自動・手動運転を問わず、あらゆる場面での衝突を防止し、機械をリスクから保護します。
  これらの知能化技術が加工現場の様々な課題解決に貢献いたします。