オークマ 横形マシニングセンタ MA-12500H

MA-12500Hは、大物ワークの高能率加工で生産性向上に貢献する大型横形マシニングセンタです。
45kW・1,071N・mの強力主軸と42m/minの早送り速度を実現し、重切削加工でも高い生産性を発揮し、φ580mmまでの超大径工具の自動交換機能により、
これまで手動交換が一般的だった大型工具も自動で交換でき、大物ワークの長時間無人運転を可能にしました。
さらに、サーモフレンドリーコンセプトにより熱変位を抑え、大型機でありながら長時間にわたり安定した高精度加工を維持します。

• 強力パワーと高速動作で生産性アップ
  45kWの強力主軸に加え、特別仕様では40kWの高トルク主軸も選択可能。
  難削材の加工においても高い生産性を実現します。
  早送り速度はX・Y・Z軸すべて42m/minと高速であり、加工時間短縮に大きく貢献します。

  
  
• 超大径工具の自動交換で長時間無人運転
  φ580mmまでの中ぐり加工用工具やφ315mmまでのフライス工具などを自動で交換できるマトリックスマガジン式ATCを標準搭載しています。
  重量工具もクレーンで容易に収納できる天井開放式マガジンドアを採用し、長時間にわたる無人運転を実現。
  工具準備時間も最短18秒と短縮します。

  
  
• 熱変位を抑える機械設計で長時間高精度加工

  ボールネジ冷却、モータベース冷却、B軸駆動部冷却に加え、オークマ独自のサーモフレンドリーコンセプトに基づいた機械設計により、熱変位を最小限に抑制します。
  環境熱変位制御TAS-Cや主軸熱変位制御TAS-S（特別仕様含む）といった高精度な熱変位制御技術により、経時的な加工寸法変化を極小化。
  高い寸法安定性を長時間維持できます。