オークマ 横形マシニングセンタ MA-4000H

MA-4000Hは、人手不足や熟練技能者減少といった生産現場の課題に対して開発された横形マシニングセンタです。
長時間安定した自動運転と生産性向上、脱炭素・省エネを徹底的に追求しています。またクラス最大級の加工領域をコンパクトなフロアスペースで実現し、面積生産性を向上。安定生産による稼働率向上に加え、実加工時間と非加工時間の短縮により、生産加工のスループットを最大化。
さらに、機械が自律的に状態を判断する知能化技術により、初心者でも高精度・高生産性を維持したまま脱炭素・省エネが可能。
高まる自動化ニーズに対応し、「人がいなくても整然と生産ができるスマートマシン」として、様々な社会課題の解決をサポートします。

• 抜群の寸法安定性で暖機運転や補正にかかる時間を大幅に短縮し、生産性向上を実現
  オークマ独自の知能化技術であるサーモフレンドリーコンセプトを搭載。機械の温度変化による寸法誤差を効果的に抑制し、暖機運転にかかる時間や煩雑な補正作業を大幅に削減します。
  これにより安定した加工精度を維持しながら機械の稼働率を高め、結果として生産性の向上に直接貢献。温度変化に左右されない安定した製造環境を提供します。

  
  
• 高剛性・高トルク主軸をラインナップ
  標準仕様の主軸は15,000min⁻¹の回転速度と十分な出力・トルクを備え、幅広い材料の加工に対応します。
  アルミなどの高速加工に適した20,000min⁻¹の高速主軸や、鋳物・鋳鋼などの重切削に対応する高トルク主軸もオプションで用意。
  加工するワークや材料、求められる加工内容に応じて最適な主軸構成を選択できるため、多様な生産ニーズに柔軟に対応可能です。

  
  
• 無駄な時間を排除して加工時間を短縮

  X・Y・Z軸の早送り速度60m/minという高速性能に加え、高い早送り加速度を実現しています。
  また、テーブルの割り出し時間も90°で0.8秒、180°で0.98秒※と非常に高速。　※低イナーシャの場合
  これらの性能により非切削時間を極限まで短縮し、サイクルタイムの短縮に貢献します。