オークマ 横形マシニングセンタ MB-5000HⅡ

オークマのMB-5000HⅡは、あらゆる生産形態において最速で最適な加工を実現するために、全てのユニットを刷新し革新的な生産性を追求した横形マシニングセンタです。
高い耐久性と信頼性により、過酷な生産現場でも最高のパフォーマンスを発揮します。世界最速クラスの高速パフォーマンスに加え、高剛性による鋼材の強力な加工にも対応。高生産性を実現するため、稼働時間を最大化する切粉対策が徹底されています。また、省スペース設計でありながら、高いの面積生産性を誇ります。

• 世界最速クラスの高速パフォーマンス
  高加減速軸送り、高速テーブル旋回、工具交換時間短縮により、世界最速クラスのサイクルタイムを実現。
  アルミ部品加工では従来機比34%の時間削減を達成。さらに、高速穴加工用特別仕様主軸も選択可能で、タップ加工などをより高速に処理できます。
  また、ローラギヤカム採用の0.001°割出しテーブルで割出し時間を大幅短縮。ディスク式ATCマガジンにより、マガジン内最遠工具でも短時間での工具割出しが可能です。
  
  
• 高い面積生産性を誇る省スペース設計
  クラス最小となる設置面積14.3m²（ドラムフィルタ式リフトアップチップコンベヤRDF仕様の場合）を実現しています。
  コンパクトな設置面積でありながら、X軸760mm、Y軸760mm、Z軸810mmというクラス最大の広い加工エリアを確保。生産効率と作業性を両立させました。

  
  
• 稼働時間の最大化を実現する切粉対策
  フラットな機内カバーの採用により、切粉排出性が大幅に向上。構造の簡素化で切粉の堆積や噛み込みトラブルを防止します。
  パレット下洗浄やテーブル両側面の切粉洗流を標準搭載し、大流量シャワークーラントで隅部やテーブル周りを洗浄。
  さらに、フルセンタトラフ構造により機内での切粉滞留を防止し、機外へのスムーズな排出を実現。
  スラッジレスタンク（特別仕様）選択で、切削液タンクの清掃頻度も大幅に削減できます。