オークマ 5軸制御立形マシニングセンタ MU-S600V

オークマのMU-S600Vは、多品種少量生産と量産で使い分けていた工作機械を一種の機械で自在にこなすという新たなコンセプトで開発されました。
一台で使用する際は、コンパクトで使いやすいスマートマシンとして、極小スペースながら、クラス最高の面積生産性を誇ります。また、2台以上連結することで、テーブル動作によるワークの受け渡しが可能な未来のスマートラインシステムとして機能し、6面加工の工程集約や素材投入から完成までの自動化を実現します。テーブルの回転を利用したワークの割出しにより、ワーク上面と側面をワンチャッキングで加工できるため、段取り時間の削減と高い加工精度が期待できます。まさに、スマートファクトリーのコアマシンとして、多様な加工現場の生産性を革新する一台です。

• 多品種少量生産から量産部品加工までを、1種類の機械で自在にこなす
  従来の工作機械のように生産量に応じて機械を選定する必要がなく、一台で多様な生産ニーズに応えられる全く新しいコンセプトのスマートマシンです。単体での高い
  操作性と生産性に加え、スマートラインシステムとして連結することで、多品種少量生産から大量生産までフレキシブルに対応し、お客様の生産性を飛躍的に向上させます。
   
• 広範囲多面加工をスマート・コンパクトな1台で
  機械幅1,586mmの省スペース設計ながら、X軸700mmの長いストロークを確保。□400mmのテーブルにø600mmまでのワークを積載可能です。鋳物やアルミワークの
  多面割出し加工に最適であり、ワンチャッキングで多面加工が可能となるため、段取り時間の削減と工程間のワーク取付誤差の解消による高い加工精度を実現します。
   
• 2台をつなぐ「スマートラインシステム」
  2台連結することで、テーブル同士が加工物をダイレクトに受け渡し、機械間の搬送装置が不要となるコンパクトな自動化量産ラインを構築できます。さらに、従来の
  ライン構成と比較して、自動化ラインのフロアスペースを大幅に削減。省スペース化と生産性向上を両立した革新的な生産システムを構築することが可能です。