オークマ 超複合加工機 LASER EXシリーズ
MU-V LASER EX

製品情報

基本情報

  メーカー名  :  オークマ
  製品カテゴリ  :  複合加工機
  シリーズ名  :  LASER EXシリーズ(MU-V LASER EX)


  5軸制御マシニングセンタにレーザ加工技術を融合。切削、研削に加え、
  金属積層造形、焼入れ、コーティングを一台で実現する次世代の加工機です。

概要

オークマのLASER EXシリーズは、5軸制御マシニングセンタMU-Vシリーズに、レーザ加工技術を組み込んだ超複合加工機です。

切削、研削、金属積層造形、レーザ焼入れ、コーティングといった多様な加工を一台で実現し、熱処理工程で分断されていた切削と研削工程を、段取り替えなしに完結できます。

また高出力安定レーザを採用することで、ワークを旋回させながら均一幅での焼入れが可能となり、円筒面を焼きムラなく、ひずみの少ない部分焼入れを実現します。
さらに、レーザ金属堆積(LMD)技術により、高能率な積層造形から、メッシュ加工のような高精細な薄肉積層造形まで対応可能。加えて、異種金属の積層造形や、樹脂金型の補修、コーティング加工など、多岐にわたる用途に活用できます。レーザ加工ヘッドには同軸カメラを搭載しており、加工状態のモニタリングやノズル位置の確認も容易です。航空機基幹部品の品質要求にも応えうる、高い信頼性と安定性を実現。

特徴

  • 世界初 熱処理工程を集約
    熱処理工程の集約により、工程間の移動時間や段取り替えの手間を削減し、生産効率を飛躍的に向上。
    さらに、レーザ精密焼入れによる素材から完成品までの一貫加工で、リードタイムを大幅短縮を実現しました。
     
  • 高能率から高精細まで、精密制御で実現
    CNC制御装置によるレーザスポット径の無段階変化で、加工能率を自在に制御し、加工状況に応じて最高のパフォーマンスを発揮します。高能率な積層造形から、
    1mm以下の高精細・薄肉積層造形まで、幅広いニーズに対応。レーザ出力は0.6kWから4kWまで対応可能で、用途に応じた最適な加工を実現します。
     
  • レーザネットワーク技術
    一台のレーザ装置で最大6台(特別仕様)の機械に接続可能なため、高価なレーザ装置を複数台で共有できます。
    これにより、設備投資コストを抑えながら、レーザ加工のメリットを最大限に活用できます。

▸詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

仕様

区分

項目

単位

MU-5000V LASER EX

MU-6300V LASER EX

MU-8000V LASER EX

基本情報

メーカー

オークマ

オークマ

オークマ

制御装置

 OSP-P300SA

 OSP-P300SA

 OSP-P300SA

テーブル

テーブルサイズ

mm

 ø500

 ø630

 ø800

最大積載重量

kg

 500

600

700

移動量

 X軸移動量

mm

 800

 925

 925

 Y軸移動量

mm

 870

 870

 870

 Z軸移動量

mm

 600

 600

 600

主軸

主軸最高回転数

min⁻¹

50~8,000

50~8,000

50~8,000

主軸テーパ穴

 HSK-A63

 HSK-A63

 HSK-A63

工具仕様

標準ATC工具本数

32

32

32

 ツールシャンク形式

 ー

 HSK-A63

 HSK-A63

 HSK-A63

工具最大長さ

mm

 250

 250

 250

工具最大質量

kg

設置仕様

機械寸法(W×D×H)

mm

 3,995 × 2,750 × 3,435

4,850 × 2,990 × 3,525

 5,280 × 2,990 × 3,625

機械質量

kg

15,500

17,600

18,500

標準仕様・標準付属品

レーザー発振器

レーザー出力値

kW 

0.6

 光路数

標準型

 ー

 1

ケーブル長

 m

20

冷却装置

空冷方式

Ethernet

 ポート

 8

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