オークマ 複合加工機 MULTUS Bシリーズ

製品情報

基本情報

  メーカー名  :  オークマ
  シリーズ名  :  MULTUS Bシリーズ
  製品カテゴリ  :  複合加工機

  
  豊富なアプリケーションで大径長尺ワークの1マシン全加工を実現。
  大型旋盤、マシニングセンタ以上の高生産性と大型機ながらの高精度加工が特徴。

概要

オークマのMULTUS B550、MULTUS B750は、複合化と知能化を追求した複合加工機です。その優れた機械構造により、期待を超える工程集約を実現します。
多彩なアプリケーションを活用し、大径長尺ワークを1台の機械で加工でき、大型機でありながら高精度な加工も得意としています。
また、オークマ独自の知能化技術であるサーモフレンドリーコンセプトなどが搭載され、より高度な加工と使いやすさを両立させています。

特徴

  • 大径・長尺ワークの完全工程集約
    MULTUS B550は最大加工径φ830mm、最大加工長2,000mmまたは3,000mmの加工範囲を誇ります。
    一方、MULTUS B750はさらに大きな最大加工径φ1,050mm、最大加工長3,000mm、4,000mm、6,000mmに対応。
    大きなY軸ストロークと堅牢な支持能力により、重量のある大物部品も安心して加工できます。
    旋削、ミーリング、穴あけ、タップ加工に加え、ギヤ加工や傾斜軸の旋削加工など、多様な加工を1台でこなせるため、大幅なリードタイム短縮が可能。

  • 大型旋盤、マシニングセンタ以上の高生産性を実現
    直交3軸構造を採用することで、直角度が求められるミーリング加工や精度の高い穴加工も実現。
    高出力かつ高トルクな旋削主軸と回転工具主軸を搭載し、大型NC旋盤に匹敵する切削能力と、横形マシニングセンタに相当するミーリング能力を発揮します。さらに、難削材の加工においてもその高い剛性が威力を発揮し、加工時間の短縮に貢献。

  • 大型機ながら高精度加工を実現
    ベッド、コラムにはダイヤゴナルリブ構造を採用し、リブなし構造と比較して約7倍もの高い剛性を実現しています。
    これにより、重切削時の大きな負荷にも耐え、長期にわたり安定した高精度を維持することが可能です。
    また、X軸のダブルボールねじは、移動方向による位置決め誤差を低減し、高い追従性を実現します。
    さらに、オークマ独自のサーモフレンドリーコンセプトにより、様々な稼働条件下でも、安定した寸法精度を確保。

▸詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

仕様

区分

項目

単位

MULTUS B550

MULTUS B750

基本情報

メーカー

オークマ

オークマ

制御装置

OSP-P500S

OSP-P500S

加工能力

振り

mm

φ830

φ1,050

最大加工径

mm

φ830

ø1,050

最大加工長さ

mm

2,000

3,000

心間距離

mm

2,348

3,000

最大ワークサイズ

mm

-

-

移動量

X軸移動量

mm

925

1,080

Y軸移動量

mm

520(±260)

660(±330)

Z軸移動量

mm

2,215

3,215

主軸

チャックサイズ

インチ

15

15

主軸回転速度

min⁻¹

3,000

2,000

主軸端形状

-

JIS A2-11

JIS A2-11

設置仕様

機械寸法(W×D×H)

mm

8,030×3,507×3,307

9,130×3,730×3,557

機械質量

kg

29,500

40,000

※MULTUS B550:心間2000時
※MULTUS B750:心間3000時

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