安田工業 オペレータ負担を軽減する ワンランク上の高精度加工機
(写真=マイクロセンター「YMC650」)
オペレータ負担を軽減する ワンランク上の高精度加工機
半導体や医療関連など精度要求の高い金型において活用されている安田工業のマイクロセンター「YMC650」。ベストセラー微細加工機「YMC430」のDNAを受け継いだ同機種は移動量X軸600㍉、Y軸500㍉とストロークを大きく確保した。
ダイレクトドライブ駆動の自社製高精度傾斜円テーブルは同時5軸加工においても高精度を維持する。主軸回転速度は4万回転。テーブル作業面の大きさは700×550㍉。テーブルの最大積載重量は200㌔グラムで、より大きなワークに対応可能。
また徹底したキサゲ加工と機体剛性に加え、独自の機体温度制御システムはベッドからスピンドル内部まで温度調節された冷却液を循環させることで、長時間稼動でも安定した高精度加工を実現する。また設置面積は3軸機並みのコンパクトな筐体で省スペース化にも寄与する。
「インターモールドでは高精度加工をアシストする当社独自のサポートウェア『OpeNe』の体験コーナーを用意する。高精度自動追い込み機能や長時間加工スケジュール管理機能などの機内計測など、オペレータの負担を大幅に軽減するインターフェースをぜひ実感していただきたい」(同社)
(提供:日本物流新聞社)